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産後陰部の洗い方が驚くほど良くわかる!絶対チェックすべきポイント【保存版】

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正しい産後陰部の洗い方5つのポイント

チェックポイント!
産後陰部の洗い方ポイント① 石けんやボディソープはしっかり泡立てから洗う
石けんやボディソープは、洗顔料を使う時と同じように、十分に泡立たせてから泡を外陰部に乗せるように洗います。
石けんやボディソープを十分泡立たせることによって、石けんやボディソープによる陰部の肌への刺激も弱まり、なおかつ細かな泡が汚れを包みこんで洗い流してくれるので、洗い残しも少なくなるのです。
女性なら顔のお肌には気を使っているという人は多いと思うのですが、陰部の肌も皮膚はとても薄く、顔の肌に劣らないぐらい敏感な肌なのです。
特に、粘膜部分は非常にデリケートなので、決してごしごしこすったり、ナイロンタオルを使ったりしないで、指の腹を使って泡でマッサージをする様に優しく丁寧に洗いましょう。
産後陰部の洗い方ポイント② 陰部専用のソープを使う
頭にはシャンプー、歯には歯磨き粉、顔には洗顔用ソープなど、洗う箇所によってソープが分かれているように、陰部にも陰部専用のソープというものがあります。
産後は肌が敏感になっている状態なので、洗浄力が高く刺激も強い通常のボディソープでは、乾燥しやすくなり肌にダメージを与える可能性もあるのです。
そこで、出来ればオーガニックで刺激が少ない、無添加の陰部専用のソープを選ぶことをお勧めします。
陰部専用のソープには消臭できる有効成分や保湿成分がしっかりと配合されていて、陰部の肌に刺激を与えないように低刺激でお肌に優しい作りになっています。
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産後陰部の洗い方ポイント③ 前から後ろに洗う
お尻を拭くときと同様に前から後ろに向かって、ひだや構造物を優しく洗っていくのが基本です。
お尻の方から洗うと、お尻のところにある大腸菌や腸球菌などが陰部についてしまい、炎症を起こしてしまうことがあるからです。
汚れが陰部に挟まっていることのないように十分気を付けて洗うようにしましょう。
産後陰部の洗い方ポイント④ 洗った後は、ぬるま湯でしっかりゆすぐこと
陰部のひだの隙間に石けんやボディソープの成分、泡残りなどが残らないよう、しっかりゆすぐことも大切です。
残った石けんやボディソープの成分と、分泌物が混ざったりすると異様なにおいやかぶれや湿疹の原因になったりすることがあるため、しっかりとゆすぎましょう。
また熱いお湯だと皮膚への刺激になりますし、肌に必要な皮脂まで落として乾燥してしまうこともあるので、シャワーは35~37℃のぬるま湯に設定するようにし、弱めの水量でゆすぐようにしてください。
産後陰部の洗い方ポイント⑤ 陰部の中(膣内)は洗っちゃダメ
陰部専用のソープを使ったとしても、膣の中まで洗浄することはやめましょう。
膣にはトラブルを起こす菌と膣内環境を良い状態に守ってくれる常在菌があります。※自浄作用(じじょうさよう)
膣の中まで洗うことで自浄作用の効果が薄まって、悪玉菌が繁殖して臭いや痒みが発生してしまうので注意が必要です。
どうしても膣内を洗い、清潔にしたい場合には、【インクリア】を使いましょう。
産後陰部の洗い方ポイント補足 陰部に刺激のある食べ物とは

陰部に刺激を与える食べ物
- コーヒーや栄養ドリンクなどカフェインが多い飲み物
- 辛い料理
- お茶
- ヨーグルト
- お酒
- トマト・みかんなどの酸っぱい果物やジュース
- 砂糖が入った甘いお菓子
陰部の洗い方が不十分だとどうなちゃうの?
陰部の洗い方が不十分なせいで、肌やアンダーヘアに汚れが残ったり肌が傷ついてしまって、結果として洗う手間よりも面倒なトラブルや悩みになってしまっていることもあり得るのです。
産後は特に、子宮内の環境が大きく変わりカンジタ菌や大腸菌、ブドウ球菌などが繁殖して生臭いような匂いを放つことや、ホルモンバランスによって体質も変わるので汗かきになりかゆみや湿疹の原因にもなります。
また、おりものなどの分泌物がこびりついた「恥垢(ちこう)」と呼ばれる垢、尿、トイレットペーパーがこびりついた汚れが蓄積して雑菌が繁殖し、慢性的なにおいや黒ずみ、膀胱炎等の様々な感染症を引き起こしてしまう原因にもなります。
「産後陰部の洗い方5つのポイント」をしっかり抑え、陰部を清潔に保つことによって、臭いを抑えたり細菌による感染を予防対策にもなるのです。
産後の臭いも抑える陰部専用のソープはコレ!
もしかして産後の陰部のにおいに悩んでいませんか?
引用:ママ・スタジアム

産後、陰部の臭いの原因は?
悪露(おろ)の臭い
産後陰部の臭いの原因の1つは悪露(※血性のおりもの)です。
悪露とは、産後に子宮や産道が妊娠前の状態に戻るときに排出される分泌物の総称のことで、胎盤、卵膜、子宮内膜、血液、リンパ液、その他の組織などが含まれて血が混じっていて赤っぽく、生理の出血によく似ています。
悪露は、血液が混じった体内の分泌物なので経血のように血生臭さが鼻につきます。
個人差はありますが、子宮の回復が順調にいけば、悪露は産後1カ月くらいで消失し、臭いも自然に消えていきます。
3ヶ月以上、悪露の症状が続いている場合は受診が必要!
- 三カ月以上経っても悪露が続く
- 大きな塊が出た
- 悪臭がする
- 鮮血が続く
- 3日ほどで悪露が止まった
- 下腹部に強い痛みが伴う
ホルモンバランスによる膣内環境の変化
出産前までは何ともなかった人でも、赤ちゃんを産んでから魚の腐ったようなニオイがしたというママもいます。
産後にホルモンバランスが崩れることによって膣内環境が悪化し、臭いがキツくなる場合があるからです。
膣内環境が悪化したら、膣内の菌のバランスも乱れやすく、細菌性膣炎や膣カンジダなどの感染症にかかりやすくなり、おりものが強く臭うようになります。
体質の変化による汗の量が増えた
産後、前よりも汗っかきになるという方は少なくありません。
出産すると体質が変わるとは言うものの、もしかしたら身体に異常があるのかも?と、心配になることもあると思います。
出産後、ママの体が妊娠前の状態に戻るまでの間を「産褥期(さんじょくき)」と呼びますが、そんな産褥期に起こりやすい変化のひとつが「汗の量」で「産褥(さんじょく)期多汗」と呼ばれています。
「産褥期多汗」という症状は、ホルモンのバランスの乱れによって起こるもので、あまり心配する必要はありません。
汗の成分の99%は水分で、汗自体にはほとんどニオイはありませんが、汗をかいてしばらく経つと皮膚の汚れや皮脂と混ざり、これらに含まれる雑菌が繁殖することでニオイが発生します。
特に、陰部はもともと生臭い匂いが発生しやすい悪露の出口でもありますし、そこからさらに雑菌繁殖することで、陰部は生臭い匂いになりやすいのです。
ストレス・免疫力の低下
産後は昼夜問わず慣れない育児や家事が重なり、疲れやストレスがたまってしまいます。
ストレスは免疫力を低下させますので、膣内の自浄作用が弱まって、膣内環境が悪化してしまい膣内に炎症を起こしてしまいます。
そこで、膣内で雑菌が繁殖したり、体内へ雑菌が侵入しないように防ぐ役割がある「おりもの」の量が増え、臭いの原因となってしまいます。
陰部の洗いすぎ
陰部の皮膚はとてもデリケートなのでゴシゴシ洗ってしまったり、頻繁に洗ってしまったりすると、すぐにダメージを受けてしまいます。
陰部の洗いすぎは、陰部に炎症を起こしてトラブルが発生したり、皮膚を守っている常在菌を洗い流してしまい、臭いの原因になる雑菌を繁殖させて、余計に臭いを強めてしまう恐れがあります。
また、アルカリ性で洗浄力が強い一般的な石鹸やボディソープは刺激も強いので、陰部が乾燥しやすくなり一層臭う重大な原因にもなります。
乾燥すると皮膚を潤そうと洗った後に皮脂や汗を分泌し始め、その余計な皮脂や汗は、雑菌のエサとなり、雑菌がエサを分解し臭いを発生させながら増殖します。
その時の臭いが陰部の臭いになってしまいます。
陰部を洗う場合は、石鹸やボディソープは使わずに、陰部専用のソープをよく泡立て、前から後ろに向かってやさしく洗うようにしましょう。
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産後、陰部の臭いを改善する方法とは

陰部を清潔に保つ
悪露や膣内の炎症による細菌感染予防や臭いを抑えるためにも、やはり陰部を清潔に保ち、こまめにケアすることです。
トイレで用を足した後などは、ビデを優しくあてて洗浄綿でそっとおさえるように拭きましょう。
陰部を正しく洗う
顔のスキンケアと同じように陰部の肌もごしごしこすったり、ナイロンタオルを使ったりしないで、指の腹を使って泡でマッサージをする様に優しく丁寧に洗いましょう。
- ボディソープや石鹸はしっかりと泡立ててから使う。(理想は陰部専用ボディソープを使う。)
- 陰部を洗う時は泡で洗うイメージで、手でできるだけ触れないようにする。
- 泡を流すときシャワーは35~37℃のぬるま湯に設定するようにし、弱めの水量でゆすぐようにする。
おりものシートをこまめに換える
産後の陰部ケアのために、おりものシートを使う場合は、長時間で同じもの使用するのは避け、2~3時間に一度は交換するようにしてください。
また、交換する時の数回に1回は、陰部でも使えるウエットティッシュや赤ちゃんのおしりふきでポンポンと優しく拭くと清潔度がぐんと増します。
おりものシートですが、日常的に使っていると、陰部の通気性が悪くなってむれてしまうので、悪露が少なくなってきたら、普通の普通の生理用ナプキンを使うようにしてください。
通気性の良い下着を着ける
出産後は「妊娠前の体型に戻したい」と考えているママが多く、「産後ガードル」を選ぶ方が多いですが、毎日着けていてもストレスを感じないのはもちろん、気温が高い時期でも快適に過ごせるように、通気性がよいものを選ぶようにしましょう。
産後のママの皮膚は敏感になっていますので、通気性が悪いと、ムレやかゆみ、臭いに繋がります。
陰毛を手入れする
陰毛の量が多すぎると、陰部が蒸れやすくなって、あせもなどの炎症や、臭いが出やすくなります。
また、陰毛に経血や尿や汗、おりものが付着し残っていると、雑菌が繁殖しまう原因になりますので、陰毛のお手入れ、余分な毛は除毛が必要になります。
肉類、脂肪分が多いもの・香辛料を避ける
避けたほうがいい食べ物
- 赤身肉
- 辛い料理
- ジャンクフード
- ニンニク、ニラ、ネギ類
- アイスクリーム・乳製品
- ブロッコリー/キャベツ:アブラナ科の野菜
- アルコール類
産後陰部の洗い方まとめ
産後の陰部は、ただ洗えばよいわけではありません。正しく、安全に洗うのが基本です。
産後の陰部の間違えた洗い方は、清潔にしておきたいという気持ちが強く現れた時に起こりがちです。
陰部専用のボディソープで洗い方に気をつけて、膣内の常在菌を洗い流さないように、適度に清潔を保つ、ということを心がけましょうね。